【コラム】初めての不動産投資、失敗しない3つのポイント
コラム

【コラム】初めての不動産投資、失敗しない3つのポイント

山田 秀和
2026年5月15日

「初めての不動産投資、何から始めればいいですか?」

この質問を、これまで何百人もの方から受けてきました。

初めての投資で、大半の人が陥るのは「利回りだけで選ぶ」という罠です。画面に表示される数字に心を奪われ、現場の実態を見に行かない。そこで失敗が生まれます。

私が24年間の現場で学んだ、初心者でも確実に資産を守る3つの鉄則をお伝えします。

1. 立地を「今」と「未来」の両方で見る

駅からの距離、周辺の商業施設、治安。これらは「今」の立地です。しかし、本当に重要なのは「未来」の立地です。

再開発計画はあるか。新しい駅や路線はできるか。10年後、この街はどう変わっているか。これらを市役所の都市計画課で確認するのは、プロの常套手段です。

2. 建物の「骨」を見る

築年数だけで判断してはいけません。鉄骨造、RC造、SRC造。構造によって耐用年数と修繕コストが大きく変わります。築30年のRC造と、築15年の木造では、どちらが長持ちするかは明白です。

管理組合の修繕積立金の状況も必ず確認してください。積立金が不足している建物は、将来に大きな出費が待っています。

3. 入居者の「目線」になる

物件を見るとき、投資家の目線だけでなく、入居者の目線も持ってください。

「この部屋に住みたいか」。日当たり、通風、収納、水回りの動線。これらが入居者の満足度を決め、満足度が空室率を決めます。

空室が出たとき、投資家の目線では「賃料を下げてでも埋めよう」と思いがちです。しかし、入居者の目線で選んだ物件なら、そもそも空室になりにくいのです。

最後に

不動産投資は、一生モノの資産を作る行為です。焦らず、慌てず、現場を見て、人の声を聞いてください。そこに、本当の答えがあります。